法然 極楽浄土への祈り
平泉 奥州藤原氏と仏国土の夢
激動の幕末、絵師・月岡芳年に宿る狂気
琉球 遥かなる王国
沖縄復帰50年! 東アジアを駆けた王国史
令和4年(2022)、沖縄は復帰50年という節目を迎える。
東京国立博物館・九州国立博物館では特別展「琉球」の開催を予定しており、ますます注目を集めていくだろう。
なぜ沖縄は日本にありながら、独自性を帯びているのか。
さまざまな伝説が伝わる開闢神話、美しいラグーンで魚を獲り暮らした古代、そして有力者が乱立した三山時代、 国際的な交易の中継地として繁栄した統一王朝とは。
また、最高権威を誇った女性神官、聞得大君に注目したコラムや源為朝伝説。
現代版組踊「肝高の阿麻和利」、首里琉染、やちむんの里と壺屋焼の取材。
特撮番組「ウルトラマン」を生んだ脚本家、金城哲夫の思いを紹介する。
燦々と降り注ぐ日差し、充満する熱気、海を渡る風――。
万国の架け橋としてアジア交易を担い、宝物で満ちた蓬莱島。
神の世から人の世へ、現代に至る激動の軌跡をたどり、遙かなる歴史に思いを馳せたい。
【琉球歴史ろまん紀行】
琉球神話とアマミキヨ伝説
聖地・斎場御嶽
港川人とガンガラ―の谷
今帰仁城と三山時代
浦添ようどれの英祖王と尚寧王
琉球王国の誕生と冊封使
護佐丸・阿麻和利の乱
大交易時代と首里王府
伝統芸能エイサー
島津侵攻と徳川家康
ペリー上陸と沖縄の始まり
貿易港・那覇を歩く
ひめゆり学徒隊、平和への思い
琉球王国と首里城
文/高良倉吉(琉球大学名誉教授)
故郷、沖縄へ
文/知花くらら(モデル、エッセイスト)
中高生たちが躍動する
現代版組踊「肝髙の阿麻和利」
特撮番組に込めた脚本家の思い
金城哲夫資料館
読者プレゼント
東京国立博物館特別展「琉球」無料観戦券 5組10名様