- 青の騎士道
挑み続けた蒼き狼がいた
'80年代後半の世界GP、その500ccクラスで、ツワモノぞろいのアメリカンやオージーたちのバトルに割って入ったフランス人ライダーがいた。その人、クリスチャン・サロン。レーシングライダーとしての彼の半生をキャリア初期の'76年から振り返る。
'84年の250チャンピオン
キャリアハイライトのひとつは'84年の250チャンピオンだろう。そのとき乗っていた'84TZ250の実車を今回フランスで撮影。特徴的な丸みを帯びた外観に、淡い“ゴロワーズ・ブルー”が美しいそのクルマを手掛けたのは名匠セルジュ・ロセ。職人仕上げの市販レーサーの細部に迫る。
レースに挑戦しなければならない
18歳のときに突如「レースに挑戦しなければならない」と思い立ったというサロン。ほかのライダーたちに比べたら遅咲きの彼は、いかにしてレースを初め、キャリアを積み上げ、何を追いかけていたのか。30年前のツナギに身を包んだ64歳の彼は、自宅プールサイドで静かに語り始めた。
= 税込1,000円以上購入で送料無料 = 三栄オフィシャル通販