- 1948年から始まった二輪レースの最高峰、世界グランプリ。
プレミアクラスとなる500ccの1987年の総集編DVD。
このシーズンは、安全面の配慮により、それまでのプッシュスタート（押しがけ）からクラッチスタートへと変更があった。
20年ぶりの開催となった日本グランプリでは、フレディ・スペンサーは棄権となり、平忠彦と八代俊二の２人の日本人が500ccフル参戦開始の場となった。
雨の開幕戦を制したのはランディ・マモラ。このシーズンは雨だけではなくドライでも勝ち３勝をあげてランキング２位となった。
前年ランキング２位という躍進を見せたワイン・ガードナーは、アグレッシブでありつつも７勝を含む全戦ポイント獲得という安定感だった。
逆にエディ・ローソンはシーズンの前半で、３レースリタイアという結果となり５勝をあげたが、ランキングはマモラに次ぐ３位となった。前年グランプリデビューを果たしたケビン・シュワンツがスペイン、ネイションズ、フランスとスポット参戦。シングルフィニッシュのリザルトを残した。
平はチェコで３位、八代は最終戦アルゼンチンの４位がベストリザルトであった。
第1戦 日本 / 鈴鹿
第2戦 スペイン / ヘレス
第3戦 西ドイツ / ホッケンハイム
第4戦 ネイションズ / モンツァ
第5戦 オーストリア / ザルツブルクリンク
第6戦 ユーゴスラビア / リエカ
第7戦 オランダ / アッセン
第8戦 フランス / ル・マン
第9戦 イギリス / ドニントンパーク
第10戦スウェーデン / アンダーストープ
第11戦 チェコスロバキア / ブルノ
第12戦 サンマリノ / ミザノ
第13戦ポルトガル / ジャラマ(スペイン)
第14戦 ブラジル / ゴイアニア
第15戦 アルゼンチン / ブエノスアイレス
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