- 1948年から始まった二輪レースの最高峰、世界グランプリ。
プレミアクラスとなる500ccの1989年の総集編DVD。
この年、ヤマハで3度世界を制したエディ・ローソンがホンダへと電撃移籍。
序盤から好調にランキングトップにつけていたウェイン・レイニーと、徐々に追い上げてレイニーにプレッシャーをかけるローソンの対決の構造となった。そこに韋駄天ケビン・シュワンツがポールポジション９回という速さを見せた。優勝回数では15戦中ローソン4勝、レイニー3勝、ガードナー1勝、キリ1勝、シュワンツは6勝最多勝をマークするが、DNFも多くランキングは4位に止まる。
レイニーはランキングトップを守りつつも、終盤にローソンからのプレッシャーに屈し転倒。
王者ローソンはオーストラリアとボイコットしたネイションGP以外の13戦で表彰台登壇という安定感を発揮し、異なるメーカーのマシンを乗り継ぎ2年連続自身４度目となるタイトルを獲得した。
R-1 日本／鈴鹿
R-2 オーストラリア／フィリップアイランド
R-3 アメリカ／ラグナセカ
R-4 スペイン／ヘレス
R-5 ネイションズ／ミザノ
R-6 西ドイツ／ホッケンハイム
R-7 オーストリア／ザルツブルクリンク
R-8 ユーゴスラビア／リエカ
R-9 オランダ／アッセン
R-10 ベルギー／スパフランコルシャン
R-11 フランス／ル・マン
R-12 イギリス／ドニントンパーク
R-13 スウェーデン／アンダーストープ
R-14 チェコスロバキア／ブルノ
R-15 ブラジル／ゴイアニア
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