- 1954年の「漫画少年」に発表以降、様々な雑誌で連載・掲載され続けた『火の鳥』は手_治虫の漫画家としての集大成の作品であるといえよう。
手_治虫が「火の鳥と私」というエッセイに「3度めの正直といいますが、今度こそ最後まで完結させてぼくのライフワークのひとつとして残したいと思ってます」と書き残している。
そこには手_治虫の火の鳥に対する格別な想いがあったことが伺い知れる。
また、1967年2月号の「COM」では「あまりにも壮大なテーマであり、解答なきテーマ。永遠の生命とのたたかいは、人類にとって宿命のようなものなのだ」と手塚治虫は締めくくっている。
これは、『火の鳥』を読んだ我々への宿題であり、どう生きるつもりなのか?地球をどうするつもりなのか?を問いかけてくる。
今回の『火の鳥 大解剖』では火の鳥の作品紹介は勿論のこと、手_治虫の想いや試みを振り返る1冊となる。
中でも、未来編の火の鳥 ラストシーンの原画の掲載ページは必見。
そして、手塚るみ子氏などのインタビューも掲載。
永久保存版の1冊として火の鳥が・手_治虫伝えたかったことは何なのか?
読者それぞれが感じて欲しい永久保存版の1冊となる。
= 税込1,000円以上購入で送料無料 = 三栄オフィシャル通販