- 今号は、Vol.14に続くヤマハのMotoGPマシン“YZF-M1”の特集です。
前回Vol.14で取り挙げた'04モデルは排気量990ccでしたが、今回メインで登場する'08モデルのそれは800cc。
前者の公称馬力は「240PS」で後者は「210PS」。排気量が約20%も下がったにもかかわらず、パワーは約12%ダウンにとどめ、ひいてはバレンティーノ・ロッシが'08年、'09年の2連覇を成し遂げました。
ヤマハには、ロッシを擁しながらも、'06年、'07年とタイトルを逃した悔しさがありました。
800ccへの移行、タイヤのワンメイク化、さらには若いライダーたちの台頭と、MotoGP全体が大きく揺れ動いた時代。
そんな変革期のなかで新たな潮流を生んでいったヤマハとロッシのチャレンジを詳解しています。
CONTENTS
006 2006年の憂鬱
014 2連覇後に課題を抱えてしまった最後の990cc
020 屈辱の2007年
028 再び栄冠を勝ち取るまで
034 ロッシとヤマハの恩讐渦巻く2008 MotoGP
048 どうしてもBSが欲しかったロッシ
054 MACHINE GALLERY [0WS4][0WS5]
064 バレとホルヘ、あの頃のふたり
068 2年目の800ccを圧倒した名機、0WS5
082 ’06-‘09M1主要諸元
084 エンターテイナーのスペシャルカラー
086 2009年の天下無双
092 その後の仁義なきバレンティーノ・ロッシ
= 税込1,000円以上購入で送料無料 = 三栄オフィシャル通販