- 競走するのをやめて、人に頼れるようになったら生きやすくなった
車椅子の詩人が綴る『しにたい気持ちが消えるまで』
16歳のとき、死のうと思った。すごく天気の良い日で、こんな日に死ねるなんて幸せだと思った。自宅のベランダから飛び降り、頸髄を損傷するが一命をとりとめる。
「死ななくて良かった」
「何もできなくても生きていていい」
現在を生きる筆者による
自死を止めたい、やさしくなりたい、お守りのような言葉。書き下ろし自伝エッセイ。
豆塚エリ プロフィール
1993年、愛媛県生まれ。16歳のとき、飛び降り自殺を図り頸髄を損傷、現在は車椅子で生活する。大分県別府市で、こんぺき出版を拠点に、詩や短歌、短編小説などを発表。NHK Eテレ『ハートネットTV』に出演するなど、幅広く活動中。
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