- 最後の三英傑 その決断と孤独
戦乱極める世に終止符を打ち、300年続く江戸幕府を開府した徳川家康。幼いころより敵国の人質となり幾度もの流転を経て、ひたすら耐え忍ぶことを学んだ。そして武田信玄や豊臣秀吉など、ひしめく猛者の時代は過ぎ去り平和の礎が築かれた。そのとき、征夷大将軍となった男の眼には、何が映っていたのだろうか。何百年も先まで続く泰平の世か、それとも天下人たるが故の孤独な世界か──。最後の最後に天下を掴み獲った、波乱に満ちた男の生涯を紐解く。
CONTENTS
1 表紙
4 目次
6 徳川家康 最後の三英傑 その決断と孤独
8 久能山東照宮[静岡県静岡市]
14 徳川家康の決断とは?
21 第一章 松平元康
22 天文11年(1542)松平家に生まれた一人の男子 竹千代、岡崎にて誕生
24 天文12年(1543)世界を変えた火器 鉄砲伝来と戦国日本
26 天文18年(1549)流転する人生、駿府で人質になった竹千代 海道一の弓取り、今川義元とは?
28 天文24年(1555)今川義元の軍師から何を学んだのか? 竹千代、太原雪斎と出会う
32 永禄元年(1558)静岡浅間神社での元服式 義元のもとで初陣へ
36 永禄3年(1560)元康の運命を大きく変えた逆転劇 桶狭間の戦い
42 家康をめぐる旅路1 家康の誕生と再起を見届けた地を訪ねる 岡崎[愛知県岡崎市]
50 column 松平郷を訪ねて
53 第二章 徳川家康
54 永禄5年(1562)今川家からの独立 清洲同盟
56 永禄6年(1563)家康、三河統一の試練に直面する 三河一向一揆
60 永禄11年(1568)家康はなぜ武田信玄と戦火を交えたのか? 遠江侵攻
62 元亀3年(1572) 三方ヶ原の戦い
64 天正3年(1575) 長篠・設楽原の戦い
68 天正7年(1579)築山殿と嫡男・信康を死なせたのはなぜか? 松平信康事件
72 天正12年(1584)なぜ岩崎城が長久手の大勝利に影響したのか? 小牧・長久手の戦い
78 column 家康の妻子と数奇な運命
80 天正18年(1590)小田原攻めを経て、関八洲の統治へ 関東移封と秀吉の死
84 慶長5年(1600)家康はなぜ、決戦に勝利できたのか? 関ヶ原の戦い
95 第三章 東照大権現
96 慶長8年(1603)征夷大将軍となり新たな時代を築く 家康、江戸幕府を開く
98 慶長19年(1614)大坂の陣
100 元和2年(1616)家康、駿府城にて死去
102 大航海時代に挑む天下人
106 家康をめぐる旅路2 大御所・家康の遺徳を偲んで 静岡[静岡県静岡市]
114 column 三英傑と異国の音楽
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122 男の隠れ家別冊シリーズ 告知
124 奥付
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