- 5連覇絶対王者ロッシに挑み、波乱のタイトル争いを制しニッキー・ヘイデンが新王者に!
2001年500ccクラスでタイトルを獲得したバレンティーノ・ロッシはそこから5年連続で最高峰クラスの王者として君臨していた。
誰がロッシを止めるのかというテーマは、ビアッジでもジベルナウやカピロッシでもなく、2003年にGPデビューを果たしたヤング・アメリカンの“ケンタッキー・キッド”ニッキー・ヘイデンだった。
王者ロッシの出鼻は、開幕戦でのトニ・エリアスとの接触転倒から端を発した。
シーズン序盤のトラブルによる連続リタイアなどに加え、アッセンでは転倒して右手首を負傷してしまう。
一方、前年に母国でGP初優勝を達成したヘイデンは開幕から4戦連続で表彰台登壇を果たし、アッセンではコーリン・エドワーズとの激しい攻防を制しGP2勝目をあげた。
この勝利は同時にホンダにとって最高峰クラス200勝目でもあった。
さらに母国で2連覇を達成すると、ロッシとの差は51ポイントとなったのだが、王者ロッシはそこから徐々にヘイデンを追い詰め第15戦日本GPを終えて、12ポイントとした。
迎えたポルトガルGPでは、今度はヘイデンにバッドラックが…チームメイトであるダニ・ペドロサの転倒に巻き込まれノーポイントを喫し、ランキングトップの座をロッシに明け渡し、8ポイント差で最終戦を迎えることとなった。
そして世紀の対決は、“ザ・ドクター”であるロッシがまさかの転倒!
ニッキー・ヘイデンがMotoGPクラスにおけるタイトルを獲得することとなったのだ。
【特典映像】: 14分
ヘイデンが優勝した第8戦TTアッセンでの車載映像/優勝インタビュー
【封入特典】ニッキー・ヘイデン2006イラストレーション アートカード2枚(各 約149mmx100mm)
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