- 1993年は、全日本選手権ロードレース500ccクラスの最後のシーズンとなった。
経験豊富なベテランの中に、突如現れた17才の少年。それが阿部典史“ノリック”だった。
ノリックにとって初となる500ccの開幕戦。華奢なその身体で操られたホンダNSRは、素早いフルバンクを繰り返しながらコースを駆け抜けていき、関係者の注目を集めた。
予選を5番手で終えた阿部は、決勝スタートでエンジンをストールさせ最後尾からの追い上げを強いられた。
しかしそこから順位を上げていき、最終的には初優勝の本間に次ぐ2位でチェッカーを受け、涙を流す。
その後も躍進を続け18才という年齢で国内レースの頂点を極め、史上最年少という記録までも打ち立てた。
CONTENTS
阿部典史
本間利彦
藤原儀彦
岩橋健一郎
新辰郎
ピーター・ゴダード
高橋勝義
辻本聡
鶴田竜二
片山信二
ケビン・マギー
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