-
'80年代の技術用語から読み解く、“最深”二輪技術用語解説。
戦後、1950~'60年代にその基礎を築いた日本のオートバイシーンは、ご存知のとおり'70年代、そして'80年代に入ると、飛躍的に成長・進化しました。とくに'80年代に入ってから登場した数々の新技術には、懐かしい響きの用語もたくさんあります。
DOHC(ダブル・オーバー・ヘッド・カムシャフト)じゃありませんが……
RFVC/TSCC/YICS/EXUP/SACS/YPVS/YEIS/ATAC/SAEC/ANDF等々、エンジン、とくにシリンダーヘッド周りに始まり、吸気系に排気系、さらには冷却方法、そしてサスペンションの減衰機能に至るまで、それはもうたくさんの新技術が誕生し、そのどれもがニューモデルの“ウリ文句”として4文字アフファベット化されていた時代でもありました。
バイクブーム時代の懐かしいキーワードのようにも感じる当時の新技術用語ですが、その本当のトコロを知っているか? と問われればなかなかムズカシイという音が本音。ですが、じつはしっかり解説・理解していくことで、それ以前からあった基礎技術をも深く学んでいくことができるのです。
エンジンに車体、そしてハンドリングまで……本誌では加熱する世界GPレースとともに試行錯誤、紆余曲折を繰り返した1980年代の日本のオートバイシーンを、「技術進化をテーマ」に、エンジン編/車体編/ハンドリング編と区切り、さらに時系列に整理・解説することで、激動の1980年代の日本のオートバイシーンをあらためて立体的に理解することができます。
大切な趣味として楽しむオートバイ。そのオートバイ技術に対する造詣を深め、オートバイ談義のネタのひとつに加えてみてはいかがでしょうか?
= 税込1,000円以上購入で送料無料 = 三栄オフィシャル通販