- 【主な内容】
SWAG HOMMES FW24-25 ISSUE20
MODERN ECCENTRIC
ハイファッション ヴィジュアル マガジン, SWAG HOMMES ISSUE20がローンチ。中国内モンゴル出身の写真家, リュウ・イカによる鮮烈なインパクトを放つオリジナルエディションと, グローバルな活動が際立つ俳優, 笠松将をフィーチャーしたスペシャルカバーエディションと, 異なる2つの表紙が登場!
“保守的なファッションへのアンチテーゼ”を提唱する最新号のテーマは, “MODERN ECCENTRIC”。数々の受賞歴を持ち, 個展の開催やグループ展への参加, 写真集の刊行, そして, 北野武が登場したロエベのキャンペーンで話題をさらった世界的に目覚ましい活躍をみせる中国内モンゴル出身, 東京在住の写真家, リュウ・イカを起用したカバーストーリーで幕は開ける。渋谷と世田谷の路地裏に映えるバレンシアガの最新コレクションを主役に, 強烈なコントラストに過剰なノイズがレイヤーされた, リュウ・イカならではの世界観に引き込まれる。
一方, スペシャルカバーには, 米国のHBO Maxが制作したTVシリーズ「TOKYO VICE」や, 米国ラッパーのミーガン・ザ・スタリオンが, ラッパーの千葉雄喜をフィーチャーした世界的にバイラルヒット中の「Mamushi」のミュージックビデオに出演するなど, 活躍の場を世界に広げる俳優, 笠松将がファレル・ウィリアムスによるルイ・ヴィトンを纏い登場。さらには, パリを舞台にコム デ ギャルソン・オム プリュスやアクネ ストゥディオズなどの最新コレクションをピックアップしたエディトリアル, オダギリ ジョー × サンローラン, 髙橋海人(King & Prince) × エトロ, 勢喜遊(King Gnu) × ロエベ, ELLY/CrazyBoy(三代目 J SOUL BROTHERS) × ディーゼル, 加藤雅也 × Y-3他, プラダ, ディオール, セリーヌ, ジバンシィ, ヴィヴィアン・ウエストウッドなどのファッションストーリーにも注目!!
ハイクオリティ紙を採用したオールカラー244頁。“MODERN ECCENTRIC”をテーマに, 鋭敏な感性と時代感で描かれる物語(ファッションストーリー)を紡ぐ。
“MODERN ECCENTRIC”
“Clothes make the man.”
“服装が人を表し, 人をつくる。”
シェイクスピア「ハムレット」の台詞に由来する, 米国作家のマーク・トウェインによる名言があるように, 初対面で強く印象に残るのは, 髪型や容姿, 体型, 表情よりも, 服装=ファッションかもしれない。
社会に出る前のティーンやユースたちは, 学校以外の出会いの場, 公園やストリート, ナイトクラブ, 今の時代ならばデジタルプラットフォームで, ファッションの似たもの同士が惹かれ合って友達になったりする。
モードラバー, スケーター, ダンサー, ラッパー, ミュージシャン……ファッションだけではなく, カルチャーやアート, 音楽, 映画, 車の趣味なんかもだいたい同じで, その後の人生に強く影響を与えるだろう, その多感な時期に仲間と刺激し合い, 吸収し合い, そして個性が芽生え, 人格がつくられていくものである。
だけれども, 社会に出るタイミングで多勢の人たちは, その大好きなものから卒業しなければならない状況に追い込まれるだろう。それぞれが, それぞれの働く環境に見合った制服を着させられ, 人生の大半の時間を過ごすことになるのだから。
しだいに, 個性をおしころし, 自分らしさを諦めることに慣れていき, 社会の大きな波に飲み込まれていく。わずかなプライベートの時間だけでも, 自分を取り戻せる人はまだいいけれど, そんな余白さえも奪われていくのが現実であるのかもしれない。
これほどまでに, 個性を尊重する社会, 多様性を認める時代と叫ばれているにもかかわらず, どうして世の中はこんなに窮屈で風通しが悪いんだろう?
服装=ファッションは, 楽しいだけじゃない, 感性や個性を表明するアイデンティティ(自分らしさ)である。
風変わりだっていい, 自身を解放して, 感じるままに自分好みの服を自由に纏うことから, 自分らしい新たな道が照らし出されるにちがいない。
SWAG HOMMES 編集長 奥澤 健太郎
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