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蔦屋重三郎~江戸のメディア王と波乱万丈の生涯~
麗しい美人絵で外国でも評判を博した喜多川歌麿。謎の天才絵師として知られる東洲斎写楽。江戸の浮世絵の文化を彩る彼らの影に一人の敏腕ブロデューサーがいた。その名を蔦屋重三郎。華々しい夜の街・吉原に生まれた“蔦重”は多くの芸術家たちと出会い、ともに最先端の流行と名作を、そして今に続く日本の文化を生み出していった。
CONTENTS
1 表紙
4 目次
6 Special Inter view 大河ドラマ『べらぼう─蔦重栄華乃夢噺─』横浜流星さん(蔦屋重三郎役)
8 蔦屋重三郎 ─江戸のメディア王と波乱万丈の生涯─
10 大江戸四才人絵詞 蔦屋重三郎
12 山東京伝
14 喜多川歌麿
16 東洲斎写楽
19 第一章 蔦屋重三郎 吉原より頭角を現す
20 寛延三年(1750)蔦屋重三郎、吉原に出生
22 宝暦十年(1760)徳川家治、将軍に就く
24 安永元年(1772)吉原にて耕書堂、開店v 26 明和の大火v 28 安永三年(1774)『一目千本』の発行
30 蘭学の発展
31 key person 平賀源内
32 『籬乃花』と吉原
34 黄表紙本の発展
36 安永五年(1776)『青楼美人合姿鏡』
38 安永六年(1777)『娼妃地理記』の遊び心
40 天明元年(1781)喜多川歌麿との出会い
42 key person 喜多川歌麿
44 流行する狂歌会への参加
46 key person 大田南畝
48 天明八年(1788)風刺的作品と出版統制
52 key person 山東京伝
54 蔦重を育てた夢の色町 吉原を歩く[東京都]
62 COLUMN 吉原細見の見方
64 天才絵師の面影を探しに 歌麿と商都・栃木[栃木県]
72 田沼意次と松平定信の時代
77 第二章 蔦重、再起を図る 浮世絵のパワー
78 写楽の正体
82 寛政三年(1791)歌麿の美人画、北斎の役者絵
86 key person 葛飾北斎
88 寛政六年(1794)東洲斎写楽の発掘
90 key person 東洲斎写楽
92 寛政九年(1797)『身体開帳略縁起』
94 key person 北尾重政
96 寛政十年(1798)蔦重以降の江戸文化
98 key person 十返舎一九/曲亭馬琴
100 COLUMN 浅間の噴火と天明飢饉
104 美を生み出す伝統の技 版画工房を訪ねる
110 COLUMN 蔦重時代の名品を観に美術館へ
114 厳選グッズ通販 時空旅人SELECT SHOP
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