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【主な内容】
クルマのパワートレーンからは振動や騒音が発生し、モーターやバッテリーもボリュームは低いものの、無音ではない。
さらに路面からやさまざまな入力がタイヤ、サスペンションを通じてボディに伝わり、振動や騒音の原因となる。
今号では「クルマは常に揺れている」というテーマで振動の基礎的な知識や周波数別の実例、そして各社の事例を取り上げた。
CONTENTS
002 目次
005 mf eye エンジンはマイルドハイブリッド1本に---3代目マツダCX-5欧州仕様を現地で世界初公開
007 mf eye ニュルブルクリンク24時間レースから凱旋---GRヤリスDATニュル仕様車がスーパー耐久に参戦する意義
008 Special report
多様な燃料に対応するICEと電動化で脱炭素に挑む
MAHLE Media Tech Day 2025 @ Stuttgart
016 学生フォーミュラ2025直前ガイド
構想から実走までトータルで競う学生達たちのクルマづくりの頂上決戦
020 クルマは常に揺れている Vibrations in automobile… How smooth can it be made?
022 序章 Introduction 0.01Hzの極低周波からギガHzの電波帯まで クルマは「振動」で動いている
030 一章:周波数別 事例
10Hz?1kHz 排気系 エキマニからテールパイプ出口まで「音色」と「振動」を切り分ける マレリ
034 0.01Hz?10kHz ダンパーの振動 極低速での動き出しから高速走行までダンパー性能を左右するオイルシールの仕事 NOK
040 kHz?GHz 電波と電磁波 被害に遭わず迷惑はかけない 電波暗室でクルマをテストする理由 マレリ
044 二章:各社最新事例
OEMが欲する新たな振動解析技術を創出 「入力」と「感度」を分けるという手法 小野測器 TPA(伝達経路解析)による電動車のロードノイズ分析
048 静音化が進む中で生まれた新たなニーズ 微小音測定はなぜ難しいのか 小野測器 ローノイズマイクロホン
052 振動・騒音対策でドアパネル構造を改良 音質追求のため異例の変更を実施 ヤマハ製カーオーディオを搭載した三菱アウトランダーPHEV
056 汎用機用高膨張比エンジン成立への道 複リンク式の振動を押さえ込め! ホンダEXlinkの振動対策を振り返る
060 三章:資料的ガイダンスページ 振動を理解するためのヒントあれこれ エンジンの振動
062 ボディを取り巻く伝達と共振という現象
064 振動の理解において知っておきたい4つのキーワード
066 コラム 鉄道車両の乗り心地レベルは?で表すのはなぜか?
070 BirdView 自動車鳥瞰図 牧野茂雄
072 RACING CAR エンジニアの流儀 LAP 88 永嶋 勉
074 変態内燃機関列伝 第八回 渡邉 生
076 Event report 人とくるまのテクノロジー展NAGOYA
084 Driving report マイルドHEVだけどパワフル Peugeot 3008 GT Hybrid
086 Special report 電動化時代に躍進する理由 BYDの最新技術とブレードバッテリーの利点を探る
090 Special report テクノロジーの進化が変えた地図情報の在りかた TomTomが年次イベント「TomTom Discover」を開催
092 ニューカー二番搾り 第149回 福野礼一郎 ホンダ・フリード
096 次号予告
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