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【主な内容】
ジョーダン・グランプリの創設者エディー・ジョーダンが、今年の3月20日にこの世を去った。その直後にイギリスのシルバーストン・サーキットで行なわれた追悼イベントには、縁ある関係者の多くが集い、いかに故人が慕われていたのかが窺い知れた。
1991年にF1デビューを飾った同チームは、タイトルの勲章にこそ縁がなかったが、15シーズンを戦い、中堅チームとしては上出来の4勝を記録。一目置かれるチームであったことは間違いない。特にエディーの“若手発掘”の目は業界内でも高く評価され、ミハエル・シューマッハーやルーベンス・バリチェロを筆頭に、多くの若手ドライバーをデビューさせた(もしくは起用)。
そんな未来のホープを高値でトップチームへ売り渡すことで、チームは資金面で潤い、その都度、着実に成長を遂げていった。ここにもビジネスマンとしてのエディーの手腕が大きく発揮された。
ジョーダン・グランプリはいつもワクワクさせてくれるチームだった。それは代表であるエディーの人柄が大きく反映されていたからだ。そんな彼だからこそ、追悼の場に多くの戦友たちが集結したのだと思われる。
年一のスペシャルエディション──2025年はエディーの生涯とジョーダン・グランプリの歴史を1冊にまとめる。
CONTENTS
002-003 When the man give up, the path opens up――Prologue
006-011 エディーに選ばれし者の誇り。――佐藤琢磨インタビュー
012-015 ドライバーを見切り、チーム運営に専念――Jordan History 01
016-019 初陣! F1グランプリ――アメリカ大陸に刻まれた冒険の第一歩
020-022 互いの可能性に賭けてマーティン・ブランドル インタビュー
023-025 背中合わせの運命ジョニー・ハーバート インタビュー
026-029 F1参戦8年目で初優勝――Jordan History 02
030-032 憎めない詐欺師――ゲイリー・アンダーソン インタビュー
033-035 「ノー」とは言わない男の嘘――イアン・フィリップス インタビュー
036-039 至高のプレゼント――アンディ・スティーブンソン インタビュー
040-041 命を燃やした最後の大仕事――エディーとニューウェイの関係
042-057 シャムロックを掲げてグランプリ参戦!Jordan F1 Car Variations 1991-2005
058-061 いつも心に笑顔を。――ルーベンス・バリチェロ インタビュー
062-065 唯一無二の“EJ”物語――エディー・アーバイン インタビュー
066-069 不滅のチームスピリット――ジャンカルロ・フィジケラ インタビュー
070-073 「人生に楽しみを与えてくれた男だが……」──デイモン・ヒル インタビュー
074-077 最後までパドックの人気者――Jordan History 03
078-080 笑いに変わった仲違い――ラルフ・シューマッハー インタビュー
081-083 「求めた以上に与えてくれた」――ヤルノ・トゥルーリ インタビュー
084-087 残酷な運命。――ハインツ-ハラルド・フレンツェン インタビュー
088-089 「僕にとって本当の父だった!」──ジャン・アレジ インタビュー
090-093 コイツらは俺が育てた――エディーが語る“我が”ドライバーたち
094-095 誕生から35年 ついに“限界突破”なるか!?──どちらのジンクスが勝つ!?
096-097 プラモで残す「Jordan 911」──GP Model Story #43
098 編集後記
099 Epilogue
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