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- メルセデス独走の裏側では、ドライバーの新陳代謝が加速し世代交代が進んだ。ニコ・ロズベルグの引退が契機になり有能な若手が台頭するタイミングが訪れた。振り返れば、後のトップドライバーの登場はF1史上大きなトピックと言えるだろう
最も象徴的なのは2016年にレッドブル昇格を果たしたマックス・フェルスタッペンが、メルセデスの同士討ちに助けられたとはいえF1史上最年少優勝を成し遂げたことだ。その後、チャンピオンにまで昇り詰めるフェルスタッペンから始まり、若手ドライバーが名を連ね元チャンピオンといった実績あるベテランがトップチームから名を消していったのが、この6年間だった──本文より
■既刊シリーズ
第1集 / 1986‐1990 [ターボの終焉とホンダ専制時代]
第2集 / 1981‐1985 [もっとパワーを! ターボ化と政争の渦の中で]
第3集 / 1976‐1980 [空力を求めて/王者ラウダの光と陰]
第4集 / 1971‐1975 [名手スチュワートの退場/若手精鋭たちの新時代]
第5集 / 1966‐1970 [3リッターF1の開幕/ホンダ挑戦期の終わり]
第6集 / 1991‐1995 [巨星墜つ! セナ不在で揺れるグランプリ界]
第7集 / 1961‐1965 [充実の“葉巻型"1.5?時代/クラークとロータスの蜜月]
第8集 / 1956‐1960 [ファンジオの覇権/ミッドシップ革命]
第9集 / 1950‐1955 [F1世界GPの夜明け/メルセデス無敗神話]
第10集 / 1996‐2000 [新世紀への序章と“対" シューマッハー時代]
第11集 / 2001‐2005 [絶対王者シューマッハーの君臨とジャパンパワー]
第12集 / 2006‐2010 [混沌の覇権争いと日本チームの撤退]
第13集 / 2011‐2015 [一強時代到来とホンダF1復帰]
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