- 新世紀への序章と“対”シューマッハー時代
20世紀最後の5年間、1996年から2000年までを特集した第10集。フェラーリ再建を託されたミハエル・シューマッハーと、史上初の親子二代チャンピオンとなったデイモン・ヒル、CARTから鳴り物入りでF1にやってきたジャック・ビルヌーブ、そしてF3時代からの最大のライバル、ミカ・ハッキネンらが死闘を演じました。
天才シューマッハーをしても頂点に上り詰めるのに5年の歳月を要した事実が、いかに激しい時代だったかを物語っています。
また、ブリヂストンが参戦し、グッドイヤーが撤退した他、ホンダとBMWの復帰、フォードの本格的参入など、世界の自動車メーカーが相次いで参戦を表明し、F1が新たな時代を迎えつつあることを示唆した時代でもありました。
第1集 / 1986‐1990 [ターボの終焉とホンダ専制時代]
第2集 / 1981‐1985 [もっとパワーを! ターボ化と政争の渦の中で]
第3集 / 1976‐1980 [空力を求めて/王者ラウダの光と陰]
第4集 / 1971‐1975 [名手スチュワートの退場/若手精鋭たちの新時代]
第5集 / 1966‐1970 [3リッターF1の開幕/ホンダ挑戦期の終わり]
第6集 / 1991‐1995 [巨星墜つ! セナ不在で揺れるグランプリ界]
第7集 / 1961‐1965 [充実の“葉巻型"1.5?時代/クラークとロータスの蜜月]
第8集 / 1956‐1960 [ファンジオの覇権/ミッドシップ革命]
第9集 / 1950‐1955 [F1世界GPの夜明け/メルセデス無敗神話]
第10集 / 1996‐2000 [新世紀への序章と“対" シューマッハー時代]
第11集 / 2001‐2005 [絶対王者シューマッハーの君臨とジャパンパワー]
第12集 / 2006‐2010 [混沌の覇権争いと日本チームの撤退]
第13集 / 2011‐2015 [一強時代到来とホンダF1復帰]
第14集 / 2016‐2021 [激動するF1の歴史を再検証]
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