- 新選組
大河ドラマに映画、アニメや小説まで多くのモチーフとして誕生から150年以上経った今でも人気を博している新選組。いつまでも色褪せることのない彼らの魅力は一体何なのだろうか。今一度、その短くも濃密な歴史を振り返りながら彼らが生きた証となる物や足跡が残る場所を巡ることでその先にある新選組隊士たちの素顔を解き明かしたい。
「誠」の旗と共に散った男たち。最後の剣客集団の輝きと終焉に迫る。
巻頭言では、彼らが現代においても根強い人気を誇る理由を識者に聞いた。幕末の剣客集団の輝きの源はなんなのだろうか。
巻頭ルポは鬼の集団の面影を探して京都へ。新選組の絶頂期を知る古都を巡り、幕末の雰囲気を感じる瞬間をカメラに収めた。
CONTENTS
1 表紙
4 目次
6 新選組 最後の剣客集団 ─その輝きと終焉─
8 【巻頭言】輝き続ける幕末の剣客集団 なぜ、新選組なのか?
12 巻頭ルポ 京都 ─鬼の集団の面影を探して─
29 第一章 壬生浪士の旗揚げから、落日への道
30 一八六三年(文久三年) 二月八日─二月二三日 江戸の浪士たち、都へ
32 一八六三年(文久三年) 二月二三日─八月十三日 浪士組から新選組誕生
34 一八六三年(文久三年) 八月十八日─九月十八日 戦いと粛清の日々
36 一八六四年(元治元年) 六月五日─九月 新選組の絶頂期は動乱の序章
38 一八六五年(慶応元年) 二月三日─十一月十八日 隊の分裂と粛清の始まり
40 一八六八年(慶応四年) 一月三日─一月六日 鳥羽・伏見の戦い
42 一八六八年(慶応四年) 一月五日─一月六日 淀・千両松での敗北とその後
44 一八六八年(慶応四年) 三月一日─三月六日 隊壊滅前の故郷に飾った錦
46 一八六八年(慶応四年) 四月二五日 近藤勇、無念の斬首
48 【ルポ1】近藤勇と土方歳三、永遠の別れの地 流山へ
50 一八六八年(慶応四年) 四月十九日─四月二三日 激戦の宇都宮城の戦い
52 一八六八年(慶応四年) 四月二十日─九月二二日 孤立無援の会津戦争
54 【ルポ2】最後の武士が戦った 会津を往く
62 【コラム】会津藩主・松平容保の生き様
67 第二章 土方歳三、最後の戦いへ
68 一八六八年(明治元年) 九月十二日─十月二一日 まだ見ぬ土地に翻る「誠」の旗
70 一八六八年(明治元年) 十月二一日─十月二六日 わずか五日間で牙城を攻略
72 一八六八年(明治元年) 十月二八日─十一月十一日 歳三、わずか七○○の将兵で出陣
74 一八六八年(明治元年) 十一月十日─十一月十五日 榎本艦隊旗艦開陽丸、江差に沈む
76 一八六九年(明治二年) 三月二十日─三月二三日 劣勢挽回の宮古湾海戦、挫折
78 一八六九年(明治二年) 四月六日─四月二九日 政府軍を撃退、その働き鬼神の如し
80 一八六九年(明治二年) 五月十一日─五月十七日 新選組が抱き続けた矜持
82 【ルポ3】漢たちが意地を貫き通した地 函館へ
90 【特別寄稿】江戸時代の思想と政情
92 幕末思想相関図
95 第三章 剣客集団「新選組」の素顔
96 歴史に刻まれた漢たちの生き様 最後の侍、新選組
111 【ルポ4】局長・近藤勇の故郷 多摩を歩く
120 【コラム】日野宿の佐藤彦五郎
122 幕末─明治初期に活動した集団組織
126 【資料館ガイド】新選組を知る
130 時空旅人 SELECT SHOP
136 ベストシリーズ 日本の城を往く ─現存十二天守と三英傑の城─ 告知
138 奥付
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