- サーキットはやっぱり愉しい?
本誌はロータス最後の内燃機関搭載車“EMIRA”を巻頭で“深堀りインタビュー”していますが、本誌で取り上げているのは、すでに日本国内を走っているエリーゼ/エキシージです。なかでも一番の注目は 1分フラットで筑波を狙えるクラブマンレーサーたち という第一特集です。紹介している チューンドロータスは、その多くが2ZZ型エンジン搭載車です。チューニングアップされたエンジンや過給機をメカニズム視点で撮影し記事にまとめています。これからのロータスの“愉しみ方”の参考になることと思います。
Mr.アンサー・アリはケータハムがイギリス資本だった時期にCEOだった人物です。彼が陣頭指揮をとったケータハム、そしてケータハムを離れた後に立ち上げた“ZENOS”というピュアスポーツを製作しています。この特集で取り上げたケータハムは全車サーキット走行し、そのポテンシャルを探っています。書名にあるように ロータス/ケータハム を愉しむ具体例が全ページ(192ページ)にわたってびっしりと密度濃く編集された1冊です。
CONTENTS
1 表紙
4 目次
6 生き残るための結論 ─ライトウェイトスポーツの生産は10%に留める─
12 1分フラットで筑波を狙えるクラブマンレーサーたち
14 パドルシフトは速く走るための最終武器 ─Wingauto─
24 第3戦で有終の美を飾ったシングルスロットル2ZZ ─BSK─
38 M62 → TVS R1320(Harrop)へSC換装 ─KM Techs─
50 ECU書き換え→フルコン化 ─HORINO Racing─
60 高回転志向のK20Aeng.+HKS製GT Super Charger ─Wingauto─
68 2.0Lに容量アップした2ZZeng.は回転上限まで使えないのが不満でK20Aeng.に ─KM Techs─
76 最速“ELEVEN”をどう飼いならすか ─UK SPORTS CARS─
90 OS TCDのトラクション性能を鈴鹿サーキットでCheck
94 レースは愉し─冷や汗も含めて─
104 ナイトロンの構成説明とオーバーホールの実際
110 エリーゼは軽さが命
119 街乗りとワインディングを快適に走る“足”
124 ELISE あるある/ないない
125 EliseのシャーシブラケットはAssyじゃなくても直せる
135 Mr.アンサー・アリが拘った ロードゴーイングシングルパーパスカー物語
136 Caterham 160S パナールロッドでは封印されていたサーキット走行がAアームならOKだ
140 Caterham Superlight R500 オートポリスは鈴鹿に勝とも劣らないハイスピードコース、R500で走るのは快感
146 Caterham Superlight R500 Tuned R500なのにさらにスピードに取り憑かれ、“速く走る”という情念
150 Caterham CSR450 最強のケータハムはわずか5台生産されたCSR450Final Cosworth Seven
152 ZENOS E10 外観は“超スパルタン”だが、内容は意外とオールラウンダーだったりする
164 The era when Lotus returned to Le Man GT1のメインシャーシは基本的にエリーゼ/エキシージと同じ“アルミバスタブ”を使っていた
172 Lotus Service Notes
179 ロータス・ヨーロッパへの究極の拘りを放擲 ─街乗りでも快適な47GTに仕上げるためにパワーユニットを換装─
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