- 自分のオートバイに最初からついている“アジャスト機構”を、イジったことありますか?……じつは、オートバイユーザーの大半がイジったことがないものです。でも、それでは自分のオートバイなのに“自分好みのオートバイ”を楽しんでいる……と言えるのでしょうか?
この本は、一般的にいわれるセッティング・マニュアルでも、オートバイ整備指南書でもありません。自分のオートバイを、自分好み・自分専用に仕上げるためのアドバイス・ハンドブックです。そしてそのために知っておくと良い、オートバイ各部の基本的な構造や仕組みを解説する内容となっています。
何も、オートバイにある全ての調整箇所をイジる必要はありません。ただ、オートバイ各部の構造や仕組み、それらが持つ意味・目的・効果を知っておくことで、自分にとってのイジる必要やイジらなくていい判断をはっきりとさせられ、より自分好みの“自分専用”車に仕上げることができるのです。あるいは、そうするための“きっかけ”にしてもらえる内容……まさに“いまさら聞けない…ようなことを今のうちにしっかり勉強しておく参考書でもあるのです。
リアショック周辺とイニシャル調整
リアショック・ユニットとスインフアームの仕組みと役割
リアショックは自分好みのオートバイに仕上げるセッティングにおける最重要項目です。リアショックの状態をまず十分に理解することから、自分専用仕様は構築できるのです。
チェーン・アジャスト(張り)調整
――チェーンの張り具合とスイングアームの関係
リアショックのセッティングに自分の納得が得られたら、今度は動的余裕をつくるために、チェーンの張り調整を考えます。チェーンの張り具合・アソビ具合が走行時のレスポンスや時間的猶予に関係してきます。
タイヤの構造・仕組みとエア(空気圧)調整
――タイヤを構成する3要素(ゴム/繊維コード/空気)のバランス
タイヤの性能を左右する要素は、ゴム質・内部構造・空気の3つです。自分好みはタイヤの選択から始まり、そのタイヤの特性に応じた空気・エア圧の設定、そしてそうしたタイヤに合わせた使い方・乗り方を考えていくことでもあります。
フロントフォーク周辺とオイルレベル調整
――フロントフォークの仕組みとフォークオイル量の関係を調整
ジション・セッティング
――シッティング・ポイントと車体との関係の調整
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