- 日本各地に伝承を残す弘法大師空海。真言宗祖の彼か?生まれて1250年の月日か?経った。
その長い年月の間に時代は激しく移り変わり多くのものか?生まれては消えていった。
そんな悠久の時を経てもなお、空海か?開いた修行の地て?ある高野山は健在している。
それと?ころか激動の戦国時代て?あっても多くの武将たちか?崇拝し参詣していた。
なせ?高野山は深山幽谷の聖地とされ、幾人もの武将の魂を弔う役割を果たしたのか。
CONTENTS
1 表紙
4 目次
6 【巻頭特集】南方熊楠と高野山の土宜法龍
14 高野山 武将たちが求めた安息の地
16 【巻頭言】今も昔も多くの人々や魂が集う 高野山への誘い
19 第一章・平安─鎌倉時代 開基から武士の入山
20 空海の生涯にみる 高野山成立と弘法大師伝説の誕生
22 嵯峨天皇の庇護を受け紀州の霊山に伽藍を建立
24 空海入定し その存在は永遠となる
28 高野山霊宝館で観る 豊麗な仏教美術の数々
30 貴族から武士へ 源平時代と高野山
31 平清盛 弘法大師の化身と会い根本大塔を再建した
32 北条政子 源頼朝の妻が建てた現存の寺院と宝塔
34 【高野山ゆかりの人物事典】其の壱 藤原道長・足利義満・平敦盛・熊谷直実
36 古地図と古写真で訪ねる 高野山 境内・奥之院
41 第二章・戦国時代 戦乱の中の高野山
42 【寄稿】調査から探る 高野山の石塔と戦国武将の真の姿
46 武将たちが信仰せし霊峰
47 上杉謙信・景勝 世を捨て、高野山に隠棲しようとした
48 武田信玄・勝頼 その死から3年後、位牌が納められたと伝わる
50 装化した聖地 覇王・信長と対峙 信長の紀州攻めを受け あわや全山が戦場に
52 信長に焼かれた比叡山 辛くも免れた高野山
54 忘れ去られていた信長の墓 妹・お市たちの菩提寺
56 天下人・秀吉が聖地に刻みし足跡 秀吉の紀州攻めと青巌寺の建立
58 高野山を舞台にした豊臣親子の確執
60 奥之院に眠る豊臣一族の魂
61 【高野山ゆかりの人物事典】其の弐 北条早雲・明智光秀・柴田勝家・黒田官兵衛・筒井順慶
65 第三章・江戸時代 徳川政権下の高野山
66 江戸の泰平を築いた徳川家の人々も祀られる 徳川家康 三河の豪族から興り戦乱の世に終止符を打つ
68 徳川秀忠・家光 家光により高野山に建立された霊廟
70 徳川家霊台 絢爛豪華な須弥壇と厨子が残る
72 紀州と尾張の徳川家 高野山を手厚く保護、歴代藩主も眠る
74 破れし武士たちの御霊を鎮める真田家三代の人物像 真田昌幸・幸村 高野山に蟄居の後、武士の矜持を貫く
78 【ルポタージュ】真田幸村の足跡とともにたどる 高野山と大坂の陣
84 石田三成 生前に自らの墓を高野山に建立した
86 名だたる雄藩の廟所が並ぶ奥之院 佐竹義重 義を貫く志が格調高き霊屋から伝わる
87 最上義光 東北の雄にふさわしい威厳を放つ石塔
88 伊達政宗 仙台の本家と宇和島の分家が肩を並べる
89 前田利家 高野山にふさわしい禅を捉えていた武将
90 島津家久 累代に渡り「お骨上がり」を続けた島津家
91 毛利元就 高野聖・勢尊法印と師檀の関係を結んだ武将
92 【高野山ゆかりの人物事典】其の参 浅野長矩・松尾芭蕉・大岡忠相・井伊直弼・市川團十朗
97 第四章・空海の伝承 弘法大師・空海の生涯と高野山の開山
98 【寄稿】空海が到達した最高の境地 密教とは何か?
102 空海誕生 なぜ、仏の道に目覚めたか?
104 無名の沙門・空海 ついに海を渡る
106 34日間の漂流の末、赤岸鎮上陸
108 長安入京、唐の文化と密教の奥義を学ぶ
110 帰国した空海、入京の許しを待つ
112 空海、神の化身に導かれ高野山へ
118 空海から弘法大師へ……その存在は永遠となる
120 その後の高野山と真言密教の広まり
123 第五章・宿坊に泊まる 戦国武将と高野山の宿坊
138 時空旅人 SELECT SHOP
144 大人が観たい美術展2023 告知
146 奥付
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