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釣りキチたちよ 永遠に!
週刊少年マガジン/月刊少年マガジン(講談社)で、1973年から1983年までの10年間にわたって連載された『釣りキチ三平』。矢口高雄の代表作である本作は、1970年代釣りブームを牽引した作品であり、釣りファンであれば知らないものはいない、まさに「釣りファンのバイブル」として今なお高い人気を誇る。
『釣りキチ三平』は矢口高雄の少年時代の体験をもとにしながら、躍動感あふれる筆致で釣りの楽しさやその奥深さを伝えている。さらに自然の美しさや厳しさを精緻に表現。その表現力こそが本作の魅力であり、コミックスには作者の「釣り愛」「自然愛」が込めらており、連載開始から50年を経た現在でも色あせることはない。
本書『釣りキチ三平大解剖』はそんな『釣りキチ三平』の魅力をあますことなく大解剖した1冊となっている。
イラストギャラリーから始まる本書は、春夏秋冬、季節ごとに矢口高雄が描く美しい日本の原風景を収録。続いて、三平三平・鮎川魚紳・三平一平といったメインキャラクターに加え、各ストーリーに登場したサブキャラクターや名場面も紹介。そして、本編の最終章である「釣りキチ同盟」編は原画で収録、作者のタッチも含め、必読の内容となっている。
他にも芸能界屈指の釣り好きとして知られる田村亮氏や、矢口高雄の元担当編集者・清水保雅氏へのインタビューを収録。
『釣りキチ三平』の魅力を余すところなく詰め込んだ本書は、『釣りキチ三平』を愛するすべての人に捧げる永久保存版の1冊である。
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