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SUBARU/STI のモータースポーツ活動をけん引すると同時に、コンプリートカーの開発やフレキシブルタワーバーなど大ヒットパーツを生み出してきた 辰己英治 氏が、2024年の ニュルブルクリンク24時間レース をもって総監督を引退されました。
富士重工業 時代は初代レガシィの開発や市販車両の先行開発を担当。 STI に移籍してからはコンプリートカーの開発やパーツの開発とともに、 スーパーGT やニュルブルクリンク24時間レースを総監督として統括されました。レースでの実績を挙げるのみならず、そこから得た知見とプロダクト開発とを明確にリンクさせてきたその実績は特筆するものがあると考え、辰己氏の功績を称えるとともに、その『軌跡』を1冊のムックにまとめました。
CONTENTS
P2 PROLOGUE ~カリスマの引退~
P8 ラストインタビュー「会社員人生に悔いなし。面白い日々でした」
P12 The HISTORY of NBR CHALLENGE 2008-2024
P52 辰己英治の車両開発理論考察「教科書を疑え」
P56 SUBARU専務取締役 藤貫哲郎が語る「辰己流エンジニアリング」
P58 日本で一番いいワゴンを作る 開発コード「44B」
P62 再録・KYOSHO MINI CAR & BOOK対談「ラダーフレームがクルマの基本」ボディ作りはサンバーから学んだ
P66 モータースポーツと車両開発
P72 STIコンプリートカー開発ストーリー
P84 STI Complete Car Archive
P89 辰己イズムの象徴「フレキシブルパーツ」とは?
P90 フレキシブルタワーバー販売10万本への道のり
P92 レーシングドライバーと辰己英治
井口卓人&山内英輝/佐々木孝太/久保凜太郎
カルロ・ヴァン・ダム/ティム・シュリック
P101 マルセル・エンゲルスの思い出
P102 エンジニア4人の証言
小澤正弘/沢田拓也/坂田元憲/市澤 眞 P106 プローバ代表 吉田寿博インタビュー
P108 モータースポーツマーケティングと辰己英治
P110 SUBARU/STIの伝統 ディーラーメカニックの歴史
P114 サプライヤーと辰己英治
DUNLOP/BBS/FUJITSUBO/東亜工業/ENDLESS/BMC/MOTUL
P130 [特別対談]辰己英治×桂伸一×松本晴比古
P136 ドイツの仲間から届いた辰己総監督への感謝
P138 スバルテクニカインターナショナル株式会社代表取締役社長 賚寛海インタビュー
「一台を見る」ことの意味
P140 モリゾウから辰己英治へのメッセージ
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