- もっとメグロを知るために。
メグロブランド100年の節目、そして新たなメグロ、S1の登場を機に『メグロとWとカワサキを巡る100年の軌跡』の企画はスタートしました。
2021年のMEGURO K3登場後、かつて日本に存在した“目黒製作所”というメーカーが脚光を浴びましたが、1950年代に最盛期を迎えた二輪メーカーの情報は限りなく乏しく、インターネット上でもメグロが製作したオートバイの変遷を俯瞰できるものは皆無に等しい状態です。
そこで、本書ではメグロの主要モデルはできるだけ純正に近い車両を撮影し、今なおメグロを楽しむ多くのマニアの方々から話を聞くことに徹しました。そして、さまざまな声を集め、たくさんのメグロ愛に触れ、撮影した各モデルを年式毎に並べてみると、おぼろげながら当時「メグロが目指したであろうオートバイ像」が浮かび上がってきました。
にっぽんの二輪メーカーの祖〈目黒製作所〉とは一体どんなメーカーだったのか? メグロとは実際にどんなオートバイだったのか? そしてK3やS1には何が引き継がれているのか?
「メグロとWとカワサキを巡る100年の物語」へようこそ。
CONTENTS
■INTRODUCTION[芳醇]
■MEGURO BEING--写真で振り返る目黒製作所。
■主要登場モデル年表
■目黒製作所ヒストリー (1924-1964)
■特集MEGURO WIND
01『メグロZ型の系譜』ロングストローク500シングル。
02『ジュニアシリーズの系譜』優雅で贅沢な実用250。
03『二気筒への挑戦』メグロT型/K型からカワサキWへ。
04『ESTRELLA』メグロと呼びたくなる逸材。
05『W650→W800→K3』必然だったメグロ復活への布石。
06『MEGURO S1』Let the Good "SLOW-RIDES" Roll.
■メグロ人??総勢22人のメグロマニアに聞く「メグロってどんなオートバイ?」
■column〈革新と迎合〉~メグロのホントのところ考。
■Photo Break--1957 Asama Racer "RZ型"
■メグロと那須烏山『目黒製作所の文化遺産を残す町』
■メグロが見えるカフェ--BATOWL CAFE(栃木・那珂川町)
■奥付
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