- The Overture of Kawasaki ZXR-7 rhapsody
コードネームは「007」――明石より魂をこめて
極太のアルミツインスパーフレームに、
F1チューンしたGPX750Rのエンジンを搭載。
カワサキが満を持して全日本ロードに投入したマシン、
その名も「ゼロゼロナナ」。
ただ、道行く先は平たんではなかった。
THE SCENE from scenes
Kawasaki ZXR-7 '89 24 Heures Moto Le Mans
前年の鈴鹿8耐日本人ペア最高位のチームに
与えられるル・マン24時間耐久への参戦権。
その名誉に輝いていたチームカワサキだったが、
当初は参戦の予定がなかったという。
布陣はライダー3人のほか、スタッフ全員が川崎重工の社員。
そのオールジャパンで臨んだ1989年ル・マン激闘の記録。
TECHNICAL REVIEW
GREEN DANCER 「カワサキTT-F1前半期の技術」
新設計の水冷16バルブの記号「ZX」に、
“Racing”の頭文字「R」が加えられた名を持つ
新世代のカワサキのファクトリーレーサー。
その前半期の車両を形成した技術を見る。
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